世界糖尿病デーにロカボ記者発表会

11月14日『世界糖尿病デー』に行われた

『ロカボ最新動向記者発表会』に行ってきました。





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北里大学研究所病院糖尿病センター長で

ロカボの考案者 山田悟先生と!



『ロカボ』

糖質制限食のひとつです。



雑誌やテレビで取り上げられるようになって

糖質制限、低糖質食の認知が広まりました。



栄養学 今昔


黒と白が引っくり返ったことを

受け入れがたい立場の人もいるでしょうし、

新しい発表や意見が出るたびに揺れて

騒ぎが大きくなるのは仕方ないことかもしれません。

私もSNSで未だにからまれることがあります(笑)


批判するのは簡単だけど

ちゃんと知らないままでは

健康維持のためにももったいないと思います。



ということで、下記に

山田先生の発表をかいつまんで書きますね。



肥満の人300人強を3つのグループに分けてテスト

1脂質、カロリーを制限
2地中海食系でオレイン酸たっぷり
カロリーは控える
3糖質を控える
たんぱく質・脂質・カロリーに制限なし

この中の3の“糖質のみ制限”したグループで、

体重、中性脂肪、HDLコレステロール、LH比

いずれも、1番良く、

Hba1cも他のグル―プに比べて2倍良い結果であった

と世界的な医学学会誌で発表。
(N Eng J Med 2008,359,229-241)



この後、世界各地で追試験が行われました。

2012年に、その結果をまとめた

低糖質食は、体重、血糖、脂質、血圧が改善。

カロリー制限より糖質制限のデータがいずれも良い

との論文発表が。



さらに

『アメリカ食事ガイドライン・アドバイス委員会の報告2015年版』の

脂質制限は動脈硬化のリスクを減らさないこと

肥満症の予防に推奨しないこと

脂質摂取量の上限がなくなり

コレステロールの摂取量上限も
”栄養学的に大きな関心事ではない”

という発表に対して、

「これらの報告は約40年の栄養政策をあべこべにした」との論説。
(JAMA 2015,313,2421-2422)





では、日本人にはどうなのか?

このテストをされたのが山田先生方です。

2型糖尿病24人を半分ずつ

カロリー制限と『ロカボ 』で指導。


この日本人のテストでも。

体重減、(『痩せ』の人は適正体重に)

血糖、脂質(中性脂肪)、血圧改善。

内臓脂肪減少、筋肉増

との結果だったそうです。




このテストに用いられた『ロカボ』は、

『1食の糖質摂取量20~40g。

1日で130gまで』としており

糖質制限の世界共通の数字とのことでした。




『太るのは糖質。

脂質もコレステロールも関係ない』



長年信じてきた説が、見事に真反対にひっくり返ったなら、

「またひっくり返るかもしれないじゃない!?」

とおっしゃる方もいますが、

山田先生は著書「糖質制限の真実」の中で

冷静に否定されています。






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山田先生のお話は簡潔明瞭!

毎回データが増えて面白いのです。






今の日本人は、1日に300gくらい

糖質を摂っているそうですが、それを

1日130gまでにおさえましょう!

1食の糖質量を20~40g、

40gを3食で120g。

10gまでの低糖質ならお菓子も食べてよし053.gif


なので、この範囲内なら

ご飯も3食、甘いモノも食べられますよという

ロカボはゆるい糖質制限食です。


この程度に減らすだけでも

食後の高血糖を抑えられ

メタボ予防になるんです!



たとえば、コンビニのおにぎり。

1個の糖質量は約40g。

一般的なおかずの糖質量は、1食約20g。

おにぎりを半分にして、しっかりおかずを食べ

甘い飲み物ではなくお茶やお水なら

1食でだいたい40gの糖質量です。

思うより難しくなさそうじゃありませんか?!



ちなみに、糖質とたんぱく質、脂質を一緒に食べる方が

血糖値は上がりにくいので

おかずはゼヒモノ!!

お肉、お魚、卵はお腹いっぱい食べられて

痩せる、ということになるのです。

しかもご飯そのままより

油を使うチャーハンの方がおすすめ!

ということなので

男性はとくに嬉しいのでは⁉︎(^○^)



ロカボとはこんな➩ 食べ方





低糖質食=ロカボのほかのメリットも

さくっとまとめますね!




低糖質と腸内細菌の関係

腸内細菌の状態がいいと太りにくいと言われます。

低糖質食では、腸内細菌の善玉菌が増え、悪玉菌が減るそうです。

ただでさえ太らないのに、もっと太りにくい食べ方

ということに❣️



低糖質とアンチエイジング

糖質とアルツハイマーの関係も知られるところになりましたが、

血糖値の急な上がり下がりによって

脳の認知機能が低下するそうです。

老化の要因のひとつに『糖化』の問題がありますが

低糖質にすることで 、体の中とお肌

そして脳の老化予防にもなるわけです。



ちょっとショックな話も…

GI値の問題ですが、

低GI値のものなら安心と思っていましたし

拙著にも「低GIのモノを選んで食べよう」と書きました。

ところが、GI値100のブドウ糖より

食パンのほうが血糖値が上る人がいる。

GI値と血糖の関係には個人差があるとのこと。

何を食べたらその人の血糖値は上がるかの個人差は

食べる度に血糖値を測る必要がありますが、

低GI食品だからと大丈夫ではない、ということです。



新情報として、低糖質と睡眠

食後に上った血糖値が下がる時に眠けやだるさを感じます。

ランチ後のパフォーマンスを落とさないためには

食べる順番に気をつけるとか

食後にあえて遠回りして歩くなど

食後血糖値を上げない工夫でカバーしたいところですが、

夜の“良い眠り”にも関係するテスト結果が示されました。

無呼吸症候群の回数が減り、

必然的に良好で深い睡眠の時間が長くなったそうです

低糖質の食べ方にするだけで

睡眠の質も改善されるというお話。




『食後血糖値を上げないことが真の未病』

鮮やかにしめられました!




街ぐるみでロカボに乗り出したのは、神戸です!

ちょうどいい大きさの街で

都市でありながら海山があって、地元の食材もある。

神戸ビーフは世界的に有名ですもんね〜

美味しく健康な『食都』を目指して

観光にもさらに力を入れていくそうです。






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ロカボ神戸プロジェクト






東京でも『ロカボ区』とかやってほしいな~041.gif

外食続きでも安心049.gif

子どもにとってもいいですよね~016.gif

”ちゃんと”食べる人がもしかしたら増えるかも~?!

共働きの親御さんが平日夜に子どもを連れて

ちょっとご飯を食べに出ることが増えれば

”地元”が活気づきそうです 079.gif








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