今回のような時の心の持ち方
お知り合いの臨床心理士の先生からメールを頂きました。
ここ数日のテレビは全局地震に関する特番です。
当然だろうとも思われますが
子供の心理状態を考えるとテレビがつけられない
体調を崩してきている
子供が退避できる番組を放送してもらいたいという意見も出始めました。
大人だって涙ナシに見られない映像が
1日中流れているのですからお母さんの心配も分かります。
たしかアメリカの911の映像を見ていてPTSDになった人もいると聞いたな
そんなことを思っていたらタイムリーに
臨床心理士の先生からメールを頂きました。
自分は大丈夫、と思っている人も一応読んでみて!
思春期の人にも大事だと思います。
そのまま転載します。
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宇江佐 りえ 様
アウラ心理教育センターの本多です。
とても大変なことが起き、心身ともにお疲れかと思います。
災害時のメンタルケアに関する一般的な情報をお伝えします。
状況・必要に応じて参考にしていただければと思います。
1) 眠れない・不安感が強い・物音などへの過敏性・食欲の低下
などの反応は、被災後の反応として誰にでも生じることです。
災害時の場面の想起も、しばらく続くことがあります。
ご自分の状態を、特に問題があると思わず、
「それほどショックだったんだ。」とお考えください。
2) 子供さんの場合、夜なきをする・しがみついて離れない・退行する・
怖い夢を見たと訴える・イライラする などの反応も生じることがあります。
しばらくは、手を握って寝てあげるなど、安心できる状況を作ってあげてください。
3) 災害時の恐怖感を話すのは、必要なことです。
ただ大事なのは、互いに恐怖感を共有する形で話しましょう。
どちらか一方が恐怖を訴え続け、他方(被災していない人も含む)が
それを受け止めるだけの状況を長時間続けることは避けてください。
余震なども続いております。 充分お気をつけになってくださいませ。
株式会社アウラ心理教育センター
本多 公子
http://www.aula-pec.jp
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16日までに大きな余震の可能性が発表になりました。
とても重大なことですから
夜寝るときは念のため懐中電灯とスニーカー
防災グッズなどを近くに。
油断しないで気をつけましょう!
節電を心がけ
亡くなった方々のご冥福をお祈りし
希望を捨てず
1人でも無事に見つかることを祈りたいと思います。